カローラランクスは、あのトヨタの車

カローラランクスは、2001年1月にカローラのハッチバックモデルとして発表。事実上のカローラFXの後継車種。
国内向けは5ドアモデルだけだったが、欧州市場向けに3ドアモデルも用意された。デザインもフロント周りは日本向けとは違うデザインであった。2002年9月のマイナーチェンジで同様のデザインが国内向けも発表されたが、テールライトのデザインが若干異なる。
エンジンは1500ccの高効率型ツインカム1NZ-FE型と1800ccスポーツツインカムの2ZZ-GE型が用意され、1800ccホットハッチモデルには6速MTも用意される。2002年のマイナーチェンジで1800ccの1ZZ-FE型エンジン搭載モデルも追加。
2004年4月2度目のマイナーチェンジをし、初代ヴィッツ後期モデルを思わせる涙滴型ヘッドライトユニットを採用した。
2006年10月には後継車のトヨタ・オーリスが誕生し、モデル廃止となる。
さらに南アフリカで従来AE91系カローラFXのノックダウン生産でTAZZの名で生産し続けられたが、2006年ついにFMCされ、後期型ベースで「ランクス」の名称で現地生産が始まった。

カローラランクス トヨタの戦略

カローラランクスとアレックスは姉妹車種であった。カローラランクスはトヨタカローラ店、アレックスはネッツトヨタ店でそれぞれ販売。
カローラランクスとアレックスの違いは、グレード名やフロントグリルのデザイン、ドアアウターハンドル、サイドウィンドーモールがメッキ化されているなどである。ごく僅かな所であった。
前にも書いたが、カローラランクスはカローラFXの後継車種として販売。アレックスも、実質的にかつてのスプリンターの後継車種という位置付けとなっていた。
さすが世界のトヨタ。生産ラインを無駄にしないお手本である。
CMもかなりの顔ぶれである。カローラランクスは、2004年の広告キャラクターは柴咲コウ、2005年の広告キャラクターは木村拓哉が起用された。
アレックスは、おすぎとピーコがナレーションを担当した。かなりの顔ぶれである。

カローラランクスのCM

カローラランクスのCMは、柴咲コウと木村拓哉が起用されたが、それ以前には、つんくも起用されていた。
カローラランクスのCMを振り返ってみよう。
RUNX (TA-ZZE123系) 2001年〜 キャッチコピー 先いくって、ドキドキ。  
CMソング Summer by 久石譲
出演者 つんく
RUNX (TA-ZZE123系) 2001年〜 キャッチコピー 自分らしいって、ドキドキ。  
CMソング Summer by 久石譲
出演者 松井大典  
RUNX (TA-ZZE123系) 2002年〜 キャッチコピー 自分らしいって、ドキドキ。  
CMソング Summer by 久石譲
出演者 中野真矢
RUNX (TA-ZZE123系) 2002年〜 キャッチコピー RUN X NEXT
RUNX (TA-ZZE123系) 2004年〜 『怒り+泣き』篇
               キャッチコピー 私の好きな人はランクスに乗っています
               CMソング オリジナル曲  
               出演者 柴咲コウ
RUNX (TA-ZZE123系) 2005年〜 キャッチコピー 名前にRUNのあるクルマ  
               出演者 木村拓哉

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